あけましておめでとうございます。美味しいお正月料理で心もお腹もいっぱい!!・・・となると胃腸がお疲れではないですか?1月7日の七草粥もいいですが、本当に胃腸を休めるなら軽い断食がおすすめです。断食と言えば準備が大変そう・・と思ってなかなか実行できない方もいらっしゃいますが、コツさえ掴めば自宅にあるものでも無理なく実行できますよ。
現代のように満腹状態を維持するようになったのはごくごく最近のこと。私たちの遺伝子は飢餓状態の方がずーっと長かった歴史があります。人間には食べた物を『消化』『吸収』『排泄』するという働きが備わっています。でもずっと空腹を感じないまま常にお腹をいっぱいにしておくと、消化と吸収に追われて排泄の働きが鈍くなってくるのです。身体が重いと感じたら、2~3日間の軽い断食をしてみてください。例えば、【朝】は温かい野菜スープか果物を。果物は南国育ちのパイナップルなどではなく、日本産の季節の物を選ぶと体が冷えません。青森のリンゴや冬の日本ミカン、国産のキウイも実は冬が旬です。
そして【昼】は筋肉量と代謝を維持できるようにタンパク質を少々。ゆで卵1個かお豆腐1丁。納豆1~2パックでもいいでしょう。味付けも控えめにして、ゆっくりいただいてください。最後に【夜】はお肌と腸活のためにゆでたお野菜とお味噌汁を。ゆでるお野菜はできればキャベツ・ほうれん草・水菜・白菜のような葉ものがベストです。味付けはオリーブオイルとお塩などもいいですし、かつお節少々ぐらいなら問題ありません。酵素の補給なので、お味噌汁の具材も少な目のお野菜がいいでしょう。軽い断食は胃腸を休めることが目的ですが、空腹を感じることで胃腸だけではなく細胞の働きも良くなることが期待できます。