3月になるとお店に並ぶ旬の春野菜に出会います。「菜の花」や「春キャベツ」など馴染みのものもあれば、「こごみ」や「タラの芽」「うるい」など、どうやって食べたらいいのか調べるのもめんどうと敬遠しそうなものまで。たくさんの種類の春野菜の旬はとても短いので、見つけたらとりあえず思いきって購入してみましょう。春野菜は体内デトックス効果がとても高い食べ物なんですよ。

春の身体とお肌の代謝の違いについて少しお話ししましょう。人間の体温は気温の高い・低いにかかわらず、一定に保たれるようにできています。ですので、春先から段々と気温が温かくなってくるにつれ、体熱を無理に上げなくても体温を保つ事ができるようになってくるので夏に向けて身体の基礎代謝はどんどん下がってきます。

しかし皮膚温は気温が高くなってくるにつれ上がり、内側にこもった熱を放出しようと毛穴が広がり汗をかきだすので、逆に皮膚の代謝は上がります。身体と皮膚の代謝の入れ替えがおこる春と秋に、不調やお肌トラブルを起こす人が多いのはこのアンバランスさが原因なのです。

植物もまた、春は芽吹きの季節。冬の寒さにじっと耐え、気温の上昇とともに芽をふくらませ休眠していたものも再成長を始めます。新芽には植物が育つための栄養や浄化作用の成分が多く含まれています。春野菜には独特の苦味を感じると思いますが、これは植物性アルカロイドという成分のせい。植物性アルカロイドには腎臓のろ過機能を向上させる働きがあります。

春は『肝』の働きが活発になってくると言われているのですが、肝臓には有害物質を解毒したり分解したりする働きがあります。なるほど、寒い冬の間に身体がため込んだ脂肪や毒素を排泄するのにまさに春野菜のデトックス効果は理にかなっているというわけです。

では春のお肌はどのようにデトックスケアしていくことがベストでしょうか?お肌の代謝が上がってくるという事は、ターンオーバーが早くなりお肌がもともと弱い方は敏感になるケースもでてきます。敏感な方は角質ケアなどを控えスキンケアの乱用をやめて、シンプルに化粧水とクリームで保護しながら気温や環境に慣らしていくのがいいと思います。

逆に角質が厚くたまっていた方は上手く古い角質がたまらないようにコントロールしなくては、ニキビや吹き出物ができやすくなってしまいます。刺激を避けながらターンオーバーを整えるよう、軽いマッサージやパッティングがおススメです。

そして、どのような肌質の方も汚れや皮脂が毛穴に詰まったままの『メタボ肌』にならないように、夜は洗顔後何もつけずに『夜だけ美容断食』してみませんか?睡眠中に自分の力で排泄トリートメントをすることで、四季の寒暖差や環境の変化にもブレない健康なお肌をつくることが簡単にできます。

春という季節は、私たちの身体もデトックス体制になります。旬の春野菜をうまく食事に取り入れて春のさわやかな日差しに負けない、キラキラしたお肌をつくりましょう!

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