女性の方だけに留まらず男性の芸能人までもが関心を持っている、ベビーカー論争。
実は、私も以前から、別の視点で気になっていることがありました。
ただでさえ歩かなくなったと言われる現代で、歩けるようになった子供の歩数を減らすことの健康へのリスクはないのかしら?・・・ということ。

今回は健康の秘訣『足』について考えてみます。

乗り物での移動、遊び場の減少、ゲームなどの普及などで歩かなくなっている現代。
子供に限って言えばこの30年で一日の歩数が27,000歩から13,000歩に半減。
そのせいもあり、脱力した状態で足裏を地面に着けた時に指がつかず、足の指が浮いている状態【浮き指】の子供が急増。
その数実に小学生の約8割にもなるそうです。

浮き指になることで、重心バランスが取れず肩こりや腰痛といった体調面から、
自律神経失調症やうつといった精神バランスまで崩しかねないといいますからスルーできません。
浮き指の人は足裏の筋肉が発達しておらず冷えやムクミで悩む方も多いようです。

そうでなくても、足に合わないヒールなどのせいで、大人になってから浮き指になる方も日本女性の3分の1になるそうです。
足に負担がかからない靴でウォーキングすることももちろん大切ですが、なかなか毎日の習慣にする事は難しいのでは。
「もしかして、私【浮き指】かも!?」という方は、気軽にできる『足指ジャンケン』や『足指でタオルのたぐり寄せ』をしてみてください。

足の筋肉は健康の鍵とも言われています。そして、足の筋肉を使うことで脳も活性します。
小さい子供さんがいらっしゃる方も、たまにはベビーカーを置いて一緒に歩くだけの時間を作ってみるのもいいかもですね。