スマホやパソコンなどの影響で、ドライアイや眼精疲労・老眼などの症状を感じる方が増えているようです。また気温が下がり湿度が低下する季節は、乾燥や血液循環が悪くなり、目元のしわ・くすみなど見た目にも老けた印象を与える為はやく回復させたいものです。
瞬きの回数は、平均1分間に15回~20回ほどといわれており、スマホやパソコンなどに集中している時は、1分間に5回程度まで減少するといわれています。瞬きをすることで、角膜を涙で潤して乾燥を防ぎ、栄養や酸素の供給を行う効果がある為、著しく減少すると角膜が傷つきやすくなり視力低下に繋がります。目を開けたり閉じたりするときに必要な筋肉の、上眼瞼挙筋と眼輪筋は皮下脂肪や皮膚を支える働きがあり、瞬きの回数が減ると筋肉の働きが衰えてしまい、たるみ・しわ・くすみ・クマの原因に。また一点を凝視するような見方は、眼球を動かす外眼筋の働きに偏りが出る為、ピントが合わないなどの老眼になりやすくなります。
血行を良くして目の潤いを保つ為にも、3秒に1回の割合で軽く開閉して瞬きをするように訓練しましょう。早くし過ぎてしまうと逆に疲れが出る為要注意です。上眼瞼挙筋・眼輪筋・外眼筋を鍛える方法として、顔を動かさずにパッと両目を開き白目になるほど上を5秒間見上げて目を5秒閉じるという行為を、上下左右それぞれ5回行います。上を見るときは、額の筋肉が動かないように意識しましょう。次に両目を開いた状態で、3mほどの大きさの「∞」無限の形を想像して、なぞるように目線を動かします。顔を動かさないようにして5回行い反対周りも行います。目元のくすみ・むくみの改善、たるみ・しわ・クマの予防にもなる為おすすめです。