朝晩も涼しくなり睡眠環境にもいい季節になってきました。よく眠れた日の朝は、お肌の方もすこぶる調子がいい♪・・・と思いませんか?お肌のコンディションはお食事や生活環境にももちろん左右されます。でも、どんな高価な美容液をつけるよりも、質のいい睡眠がやっぱりお肌には一番!!これって、「寝る子は育つ」と関係するあのホルモンが大切な役割を担っているからなのです。

1歳までの赤ちゃんの睡眠時間はなんと14~15時間。成長とともに徐々に短くなり小学生で10時間前後、中学・高校生で9時間前後、成人は7時間前後で足りるようになってきます。この成人するまでの成長に大きく関わっているのが『成長ホルモン』。「寝る子は育つ」と言われるように、骨や脳を成長させるために睡眠中に分泌される重要なホルモンなのですが、実は単に成長を促すためだけのホルモンではありません。体の成長が止まっても、修復ホルモンとして眠っている間に皮膚や内臓などの細胞修復をおこなってくれます。質のいい睡眠がとれた日の朝、お肌の調子がいいのはこの成長ホルモンのおかげだったのです。

他にも、骨密度を増やしたり脂肪を減らしたりすることから、別名若返りのホルモンともいわれているので、眠っている間に分泌をじゃましないようにしましょう。
1. 朝の起床時には窓を開けて太陽の光を浴びる。
2. 明るさで体内時計がリセットされてセロトニンの分泌がはじまり活動的に。
3. 一定の時間がたち暗くなるとセロトニンを材料にメラトニンが分泌され入眠。
4. 睡眠中に成長ホルモンの分泌でメンテナンス。・・・
いかがですか?睡眠直前のスマホいじりは入眠の妨げになります。効率よく成長ホルモンが分泌されるよう、目を閉じた後も明かりが目元をチラチラすることも避けましょう。