時代の変化とともに10~20代にも若白髪が急増しているそうです。若い方にとって自分の白髪は、「老けて見える」「疲れて見える」といったイメージがあるようで、やはり若々しくありたい場合は染める事が多いと思います。一般的に男性が白髪染めを始める年齢は、平均40.8歳だそうですが、2~3ヶ月に1回だとしても髪の毛に負担がかかりそうですよね。

白髪になる原因としては栄養不足・ストレス・血行不良といった生活環境から、加齢・遺伝などの自分では気をつけようもない原因まで様々。ケガや虫刺されのように薬やサプリメントですぐに黒髪に戻せる・・・といったものではありません。結局現在の白髪対策としては、伸びては染め伸びては染めの繰り返し。しかも女性の白髪染めは美容室でプロにお任せすることが多いのですが、男性は自宅で自分で染めることが多いというデータが。女性よりも硬くて太い男性の髪質ですが、女性よりも抜けやすく短命な髪の毛が多いので、逆に女性よりも気を使う必要があるのです。

そもそも白髪染めをする理由として、男性は「若く見られたい」といったアクティブイメージの理由をあげる方が多く、一方女性は「白髪が気になる」からというマイナスのイメージを持っている方が多いようです。しかし面白いのは、女性は女性に対しての白髪イメージは悪いのですが、男性の白髪イメージに対しては「自然体でいい」と思う人が半数近くいてとても肯定的。最近ではグレーヘアを好んで選択する人も増えてきています。芸能人の吉川晃司さんや岩城滉一さん、高田純次さんのようにダンディーな方に憧れて白髪染めをやめる方も増えているそうですよ。