慌ただしい春も、5月になり少し落ち着く頃は、一気に疲れが出やすくなりますね。せっかくの休日もこれでは台無しです。
この体調の変化、食事の仕方でも改善されるそうです。
ご飯やパン、麺類などの炭水化物中心の食事や、間食に甘いお菓子は、糖質が消化・吸収され血液中に送られ急激に血糖値が上昇します。体を動かすエネルギー源となる一方で、膵臓からインスリンというホルモンを分泌。インスリンは、余った糖質を脂肪としてため込むため、必要以上の分泌は脂肪蓄積の原因になるのです。
急激な血糖値の上昇を引き起こす食べ方は、大量にインスリンが分泌された後、一気に下がり低血糖を招きます。この時空腹を感じ、沢山食べたのにお腹が空き、さらに間食をしてしまう事で肥満や生活習慣病の原因に。しかし脳には糖が補給されず急な眠気を催すため、食事は血糖値が上下しない食べ方がおすすめです。
血糖値が不安定だとホルモンバランスも乱れ、精神的にも不安定になり、様々な不調を起こします。疲れが出やすい時は食事の仕方を意識し、不調回避を! 就寝間際や丼物、麺類中心の夕食は、睡眠中に低血糖を招き、快眠を妨げます。夕食時は野菜などのビタミンや、肉や魚などのたんぱく質をとり、炭水化物や甘い物を控えると、快眠へ繋がります。
日頃の食事は、最初から丼物や麺類を食べるのではなく、野菜やスープから食べ、最後にご飯や麺類をとることで急激な血糖値の上昇を防げます。食べ過ぎも減りダイエット効果も。集中力も出るため会議やテストの前も効果的です。
疲れが出やすい季節、血糖値コントロールで快適にお過ごし下さい。