冬の寒さもあと少し。
冬の最後のイベントは2月のバレンタインではないでしょうか。
バレンタインといえば、やはりチョコレート。
今回はチョコレートの意外なパワーについてお話します。

今では甘いお菓子のイメージのチョコレート。
はるか昔はカカオ豆をすりつぶした飲み物で薬だったとか。
大変高価なもので、貨幣としても扱われていたそうです。

カカオ成分は美容や健康に効果的と広く知られカルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛などミネラルがバランスよく含まれています。
チョコレートの脂肪分は良質と言われ食べても血中の悪玉コレステロール値が上がらないという結果も。
含まれるポリフェノールは抗酸化作用があり、様々な成人病やアレルギーの原因を防ぎ、活性酸素の働きを抑えてくれます。

ダークチョコはカカオ成分が多く板チョコ半分でワインの2倍、緑茶の5倍の抗酸化力が期待されるのだとか。 胃潰瘍や胃がんの元になるピロリ菌や食中毒で知られるO-157の増殖や感染にも効果的。
記憶力や集中力を高めるのにも有効でテオブロミン成分が脳を刺激し集中力や思考力を高めるのだとか。 カフェインより作用が緩やかで、自律神経を調整する作用もあるそうです。
食べてから1時間ほどで血糖値や抗酸化作用のピークになるためテスト前など集中したい時は、1時間前にとるのがお勧め。2時間ほどで少しずつ下がるため2~4時間間隔の摂取が良いようです。
もちろん食べ過ぎ注意ですが、ダーク板チョコで1回につき4分の1程度が目安。

ぜひ有効に取り入れてみて下さい。