日中はじんわり汗をかくようになってくるこの季節、
CMでも汗じみブロック商品や、着るだけで涼しい下着などの
汗対策商品なども頻繁に見かけるようになってきました。
汗は自律神経が支配しており、自分の意志で調節はできないので、とりあえず周りに不快感を与えないような配慮しか手立てはありませんが、
少しでも汗の調節ができたらいいな・・・と思いませんか?

自分で汗を調節?ムリムリ・・・
そう思って当然です。 特に運動ではなく精神的にかく汗は、見られて恥ずかしいと思えば思うほどよけいに吹き出してしまう傾向にあります。
特にダイレクトに発汗がわかる顔の汗は、何とかして止めたいもの。
そんな時に効果的なのは、脇の下を圧迫する方法。
これは、舞妓さんが暑い夏でも顔に汗をかかず化粧が取れない事からもわかるように、脇下の『大包』というツボを押すことで、
特に顔にかく汗の調節ができるというものです。
簡単な方法としては、ブラジャーのホックをきつくすることでもスッと汗が引くので、気になる方は是非試してください。

そもそも「汗は体温の上昇を抑えるために放熱して調節」する、人間の生体機能。
なので、暑いと思ったらリンパ節を冷やして熱が体内にこもらないように先手を打つことも有効です。
特に『首』がつく部位である、手首・足首・首の3つの部位は、血管が集中していて皮膚が薄く、動脈が外気にさらされやすいところになります。

そのため、熱を逃がそうと思ったら腕やパンツの裾をまくったり、首の後ろの部分を冷やしたりすることでもだいぶ涼しくなりますよ。
逆に、冷え性の方や夏の冷房対策にはこの3つの首がつく部位を温めてあげることで、冷えを解消する事ができます。