梅雨の季節は、日照時間が短く曇りや雨の日が多くなることから、気分が落ち込んだり、体調が優れなくなったりすることがありますよね。そんなときこそ色彩の持つ力を利用して気持ちや体調のコントロールをしてみませんか。

色には感情、印象、意識、ホルモンバランス、血流、睡眠などをコントロールする効果があるといわれています。
赤色は、食欲、購買意欲、回転率を上げるなどの効果があることからファストフード・ファストファッション店などのカラーによく使用されています。また血行を促進して新陳代謝を高め、興奮状態にする効果もあるため、活発に動きたいときなどは赤を身に着けると活力がわくようです。
暖色系の色は、交感神経を刺激するといわれており、黄色も活動的に動きたい時や集中力、判断力、記憶力を高めて、気分を明るくする効果があるといわれています。

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逆に気分を落ち着かせて冷静になりたい時や、創造力を高めたい時、睡眠を促進したい時、食欲を抑えたい時などは、副交感神経を刺激する寒色系の青がおすすめです。
安らぎや落ち着ついた雰囲気などを演出したい時は緑が効果的。またピンク色には、ホルモンバランスを整え、優しい気分にさせる効果がある為、イライラしたり攻撃的になってしまっているときには、ピンクを選ぶと雰囲気が穏やかになるのだとか。
心のままに色を選ぶのは右脳の働きで、合理的に目的にそって色を選ぶのは左脳の働きのようなので、何も考えずに直感で選んだ色が実際は、今一番必要としている色なのかもしれません。
心のままに必要な色を取り入れてみてはいかがでしょうか。