最近、胃腸の調子が悪かったり、だるさや疲れがリセットされないなどの体の不調はありませんか?もしかするとその症状、夏の冷え性かもしれません。今回は、夏の冷え性についてお話していきます。

・夏の冷え性の症状
・冷えてしまう原因
・改善方法

【夏の冷え性の症状】

夏の手足の先は温かいので、内臓が冷えてしまっていても気づかない方が多く、冷えが原因で不調を招いていらっしゃる方がとても多いのです。

夏の冷え性の主な症状は、

・倦怠感
・不眠
・食欲不振
・消化不良
・便秘、下痢
・生理痛、生理不順
・膀胱炎

上記の症状に心当たりのある方はもしかすると夏の冷え性かもしれません。

【冷えてしまう原因】

夏の冷えの特徴としては、内臓が冷えてしまっていることです。体が冷えると血行が悪くなります。それによって血液が滞ると必要な成分が届かないだけでなく、老廃物が回収されにくくなってしまいます。冷えにつながる主な4つの原因を見ていきましょう。

1.一度に過剰な水分摂取

水分を一度に過剰に摂取すると、排出できなかった水分が体内に残ってしまい身体を冷やしてしまいます。ですが、汗もかきやすい時期ですのでこまめな水分補給は必須です。熱中症対策としても、1回にコップ1杯程度(200ml)を6~8回程度に小分けにして摂取するように心がけましょう。

2.冷えやすい食べ物中心の食生活

夏の気温が高い分、体温を下げるために夏が旬の野菜は身体を冷やす効果があります。体温調節は必要ですが、毎日水分の多い野菜や果物、そうめん等を食べ続けていると内臓を冷やしてしまします。

3.運動不足

体温の4割を産生しているのは筋肉です。もともとは女性は男性よりも筋肉量が少ないため、女性のほうが冷えやすいと言われていましたが、現代では運動不足や不規則な生活習慣などが原因で男性の冷え性のお悩みも多くなってきています。

4.自律神経の乱れ

夏場は、室内は冷えているのに外に出ると暑い、という環境に置かれることが多いかと思います。人間の身体が無理なく対応できる1日の温度変化は、7℃といわれており、この範囲を超えた温度差を繰り返すことで、体温を調節する自律神経が混乱し冷えをもたらすのです。

【改善方法】

1.食生活を見直す

夏野菜は身体を冷やす働きはありますが、せっかくの旬なお野菜ですので、加熱したり身体を冷やさない工夫をして召し上がってみてください。また、熱産生の高いタンパク質をおかずの中にしっかり取り入れたり、血行促進効果のある、しょうがやにんにく、アーモンドやアボカド等もおすすめです。

2.夏用の腹巻でお腹を温める

お腹には大切な臓器や血液が集まっています。手足が温かくても、お腹を触ると冷たい方は多いと思います。お腹を温めると臓器の働きがよくなり、全身に温かい血液を送ることができます。
また、腸には病気を防ぐリンパ球が全体の6~7割集まっているため、腸を温めて活性化すると免疫力がアップします。お腹だけではなく、首・手首・足首は冷えが入りこみやすい場所になりますので、冷房が効いた室内で過ごされる際は羽織やストールなどを常備してすぐに身に着けられるようにしておきましょう。

3.湯船に浸かる

夏はシャワーで済ませがちですが、1日冷房にさらされた身体は冷え切っています。湯船につかれば下半身に水圧がかかり、血液やリンパ液が押し上げられむくみが改善され、内臓の働きも活発になり代謝アップにも繋がります。5~10分でもいいので湯船につかるよう意識しましょう。

4.運動で筋肉量を増やす

筋肉量が多いとたくさんの熱が作れるため、身体が冷えにくくなります。筋肉の70%は下半身に集中しているため、太ももやお尻などを意識して鍛えていくと効率的に筋肉量を増やすことができます。特別なことではなく、エスカレーターやエレベーターを使わず階段を使ったり、家事や歯磨きの際につま先立ちをするなど日常のながら動作からでも少しずつ取り入れてみてください。

「冷えは万病の元」と言われていますが、毎日続く暑さで気づかないうちに内臓を冷やす習慣をしてしまっていた方は、この機会に生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

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