突然ですが、焼き鳥や焼き肉ってガス火より炭火の方がおいしく感じませんか?実は感じているだけではなく、科学的にも炭火の方がおいしいことが立証されています。
それには遠赤外線の効果が大きく関わっているのですが、今回はその遠赤外線の一部でもある育成光線についてご紹介していきます。

目次
・遠赤外線(育成光線)ってなに?
・育成光線の効果

【遠赤外線(育成光線)ってなに?】
太陽から地球には多くの光が届いています。虹の七色からも分かるように、可視域の光には波長の長い赤から、短い紫までが含まれています。このほかにも目には見えませんが、赤より波長の長い成分と、紫より短い波長の成分も同時に届いています。
太陽光線には様々な波長があります。例えば、放射線、紫外線、赤外線、マイクロ波等があり、波長により性質が異なります。なかでも遠赤外線は、温める効果に優れています。
遠赤外線の中でも最も身体に良いと言われているのが、4〜14ミクロンの「育成光線」です。
地球上の物質は全て遠赤外線を発しており、人体からも遠赤外線を発しています。遠赤外線は、生物に吸収されやすく、人体から発している遠赤外線の波長と太陽光線の遠赤外線の波長が重なるときに、体内で波長が共鳴し、皮膚の表面から吸収されて熱に変わり、その熱が血液などによって身体の内部に伝わり、身体を芯から温めます。ちなみに、日光浴で身体が芯から温まる感じがするのも遠赤外線(育成光線)の作用によるものです。

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【育成光線の効果】
「育成光線」は太陽光線の中で人間の身体に最も効果的に作用する自然エネルギーであり、生体の代謝、成長、育成に不可欠な波長といわれるエネルギーが集中している光線です。ここでは育成光線がもたらす3つの効果をご紹介します。

①体の内部が温まる
遠赤外線の輻射熱で体が温まると、内臓などの体の内部まで温まるので、体がポカポカになります。
遠赤外線は皮膚の0.2mmのところで、熱エネルギーに変換され分子活動を活性化することで、皮膚近くにある毛細血管内の血液が温まるのです。
血液は循環するものなので、皮膚表面で温まった血液は、体全体をめぐります。皮膚0.2mmの深さで温まった血液が肝臓や腎臓、胃などを温めて、体の内部から温まるのです。

②白血球機能の強化
体温が1℃上がると免疫力が30%上がると言われています。育成光線は身体の芯から温めるため、基礎代謝を上げるだけでなく、免疫力向上にも寄与します。
つまり体温を上げ、免疫力を上げる温熱療法により、人間の自然治癒力の向上にもつながるのです。自律神経を整えて、冷えや便秘、花粉症、アトピー性皮膚炎、腰痛などを改善することが期待できます。

③共鳴作用で血液がサラサラに
人体には多くの水分子が存在します。通常、水分子はくっついて集合体として大きくなろうとします。育成光線の共鳴作用には、この分子同士のくっつきを阻害する機能があります。
阻害することで、分子が小さいままでいられるため、血流やリンパの流れがサラサラになります。
さらに共鳴作用には体内にある老廃物にも働きかけます。サイズの大きい老廃物は動きづらいですが、共鳴作用により動かすことができ、共鳴作用でよくなった血流にのって排泄されます。
また細胞も活性化され、コラーゲンの再生も盛んになります。全体からすれば、肌の新陳代謝が盛んになることで、たるみ、シワの改善などに効果的です。

遠赤外線という言葉はなじみのある言葉ですが、生活に取り入れられている方は少ないのではないでしょうか?
岩盤浴やホットストーントリートメント、育成光線を発生させる製品なども増えていますので取り入れやすいところから始めてみられるのもおススメです。

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