人の名前を忘れてしまった、何をしようとしていたか思い出せない、なんてことありませんか?
年齢を重ねるにつれ若いころより物忘れがひどいなんて思っていませんか?
実は、記憶力とは年齢を重ねても低下しないメカニズムだったのです。

記憶しておく為には、何度も何度も復習してその情報を使う事が必要なのだとか。若いころより物忘れがひどくなったと感じるのは、この復習する事をしなくなっている事や、情報量が多い事も関係しているようで、使わない情報は半年もすれば忘れてしまうとのこと。物忘れの回数は大人も子供も同じという研究結果もあります。
脳は情報をどんどん詰め込んでも、使わなければ覚えておく事ができません。覚えておくためには、興味をもつ事、ワクワクするなどの感情を伴わせる事で集中力が増し記憶力が高まるそうです。
確かに好きな事は苦も無く覚えていられますよね。

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そして記憶のメカニズムで重要な役割をしているのは睡眠です。脳の海馬は、その日に覚えた情報を寝ている間に整理し、大脳皮質が記憶として定着させます。お酒を飲んだ次の日に記憶がないなどは、アルコールの作用で記憶を保管する大脳皮質の働きが抑制されてしまい、記憶が定着しない事が原因です。お酒の飲みすぎには注意が必要ですね。
記憶を定着させる学習に、最も効率がいい方法は眠る直前なのだとか。また笑顔をつくって取り組むと、脳は快楽物質ドーパミンを放出し、脳の活性化に繋がります。歩きながら、記憶を思い出してみるのも効果があるそうです。
年齢とは関係なく記憶は定着するメカニズムをもっているので、日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。