秋になると、どこか物悲しい、さびしい気持ちになる事がありますよね。
太陽の日照時間が徐々に短くなることや、
夏のイベント後の喪失感などで感じる事もあるようです。
そんな寂しい気持ちを癒してくれるのに効果的な、ホルモン「オキシトシン」をご紹介します。
幸せホルモン、愛情ホルモン、信頼ホルモンなどと呼ばれ、さまざまなプラスの癒し効果をもたらしてくれる「オキシトシン」は、脳の下垂体後葉から分泌され、哺乳類だけがもっているホルモンです。
出産の陣痛を促進させたり、母乳の分泌に必要なホルモンですが、
オキシトシンの分泌が増えると、幸福感や愛情・信頼感が高まり、人への共感性や協調性を上げる効果があるそうです。
また心拍数を抑え、血圧の上昇を防いだり、自律神経のはたらきを正常に保つ事で、痛みやストレス、不安感を解消してくれるようです。
分泌を促進させる方法は、スキンシップ、ハグ、キスなどの人と触れ合う事、 エステ、リフレクソロジーなどのマッサージを受ける事、
おしゃべり、家族団らん、友達とカラオケなど一緒に過ごして楽しむ事でも分泌されるそうです。
また、映画や演劇、コンサートなどで、感動や、号泣、といった感情を表に出すことや、先にドアを開ける、
席を譲るなどの親切な行動、言動などでも分泌が促進されるとか。、
人だけではなく、飼い主と犬とのふれあいでも、双方に分泌が確認された研究結果もでているようです。
心身共に癒されたい時は、オキシトシンの分泌を意識して、行動してみてはいかがでしょうか。