まだまだ、汗のニオイ気になりますね。
最近では香りを売りにした洗剤や柔軟剤も多く販売されており、
男性の方も洗濯した衣類がフローラルの香りって方もめずらしくありません。
営業で来訪される方も、しゅっとデオドラントスプレーをかけていらっしゃる方が増えたように思います。
香りはもう身だしなみ・エチケットの域になってきているようです。
欧米人に比べて体臭が少ない日本人。
でもその反面、体のニオイには敏感で、日本では制汗剤が他国より売れているのだとか。
最近では食生活の欧米化から、肉やチーズなどのたんぱく質摂取量が増えて、昔より体臭がきつくなってはいるようですが、
過剰な香り合戦は体のことを考えると少し考えものかもしれません。
皆さんは毎日香りがついたものを、どれぐらい使用しているのでしょう。
歯磨き粉・ボディーソープ・シャンプー・整髪料・衣料用消臭スプレー・デオドラントスプレー。
間接的な洗濯洗剤や柔軟剤も入れると「こんなにも!?」という香料や界面活性剤が肌に触れていることになるのです。
たかが香りされど香り。
合成の香料や界面活性剤などは、頭皮や皮膚から『経皮吸収』され血液中に流れ込みます。
これらには脂溶性が多く、皮下脂肪・脳のほか、女性なら子宮、男性なら前立腺などの脂肪の多い部分に蓄積されると言われています。
通常食べ物などは肝臓などで解毒され排泄されますが、皮膚から吸収される経皮毒は1割程度しか排泄されないのだとか。
特に家族に赤ちゃんやお年寄りの方がいらっしゃるのであれば、アレルギーやアトピーの観点からも、天然のアロマ(精油)を利用した消臭スプレーや、
無添加・無香料のシャンプーなど、『香りもの』のあり方を少し見直していただければと思います。