外を少し歩くだけで汗ばむ季節に突入しました。
身体の疲れも出やすく、運動や入浴方法で血流を良くして体幹を鍛えたり、
体の疲れをとりたいところですが、中々時間がとれないという方にお勧めな方法があります。
少し意識するだけで、楽しみながら効果が期待できるんです。

歌を歌う事は、体の機能を高める働きがあるといわれています。
血圧が下がり、免疫力がアップし、自律神経が整えられることでストレス発散に繋がり、ダイエット、美肌にも効果的だとか。
決め手は腹式呼吸。息を吸う時にお腹が膨らみ、吐くときにお腹が戻る呼吸法です。
普段私たちが行っている胸式呼吸は、息を吸うときにお腹をへこませ、吐くときにお腹を膨らませます。
慣れるまで息継ぎの仕方など呼吸に気をとられて、うまく歌えない事もあるかとおもいますが、まずは腹式呼吸をマスターする事が重要です。

腹式呼吸では、体内に取り入れられる酸素量が1,5倍ほど増えるそうです。
血中の酸素濃度があがるので、呼吸がゆったりでき拍動も穏やかになり、副交感神経が優位に働き、
血管拡張がおこる事で、血圧が下がり、リラックス効果も高まるようです。
また体内に酸素を大量に取り込むことで、全身の細胞の活性、臓器の活性、脳の活性につながります。

さらに大きく口を開けて歌う事で、顔の筋肉に刺激を与え血行もよくなる事から引き締め、美肌にも効果が期待できます。
歌を1曲歌う事で使うエネルギーはウォーキング10分に匹敵するとか。

毎日1曲腹式呼吸で歌を歌ってみてはいかがでしょうか。