新しく買ったルージュ♪今回は理想の色!!・・・そう思って、パートナーに「どう?ステキな色でしょう?」などと感想を求めてはいけません。なぜなら、男性は女性に比べて色の識別能力が低く、「昨日までのピンクと今日のピンクは一体どこがどう違うのだ!?」と、答えを見つけるのに必死になってあなたの唇をスゴイ形相でにらみつけるかもしれないからです。

そもそも男性と女性は『体のつくり』も分泌される『ホルモン』も異なる生き物。得意なことも違って当然なのです。色の識別能力についていえば、4倍も女性の方がすぐれていると言われています。微妙な色の違いに「こっちの方が好き!」と判断できるのは女性の得意ワザ。もしかしたら、動物もオスが美しい色彩の体をしているのは、メスの目がそれを識別できるからであって、メスがキレイであってもその違いがオスにはわかってもらえないからかもしれませんね。逆に男性は動くものに対してや、遠く広く見る力や、物を立体的に判断する能力に優れています。

「毎回同じ様なバイクを買い替えてお金の無駄遣いだ!!」と私たち女性には思えるものでも、男性にとってはエンジンやハンドルの曲線美といった違いがあるそうなので、そこは男女の脳の違いだと認識しましょう。とはいっても、人間の色の識別感覚は20才ぐらいがピーク。人の目は加齢とともに水晶体が黄色く濁ってくるので、男女に関わらず色の判断能力は鈍くなってきます。白と黄色の区別がつきにくくなったり、青や緑も同じ黒っぽく見えたり・・・。年齢とともに赤やピンクなどのはっきりとした色に惹かれるようになるのは見え方の違いがあるからなのでしょうね。