寒くなり気温が下がると、手足も冷たくなり、さらに身体の熱も奪われてしまいます。そんなとき、温めてくれる便利グッズがあると助かりますね。じんわりと深部まで温めてくれる「あずきカイロ」を紹介したいと思います。

あずきは東南アジア原産で、古くは薬として用いられていました。ポリフェノールも含まれているため栄養価も高いのですが、このあずき、身体の中からだけでなく外からもケアしてくれる優れものなのです。あずきには水分がたっぷり含まれているため、70~80度に温めると天然蒸気となって大量に「湿熱」が発生します。一般的なカイロやエアコンなどは乾熱のため、身体の表面は温まりますが血流が増えるほど深部まで温めることが出来ず、すぐに冷めてしまいます。それに比べると「湿熱」は身体の深部まで熱を伝えるため血流量も増加し、遠赤外線効果が期待でき温かさも持続します。

あずきを綿100%などの袋状に入れて電子レンジで30~60秒弱温めて身体に乗せると、じんわりと温まりポカポカの「あずきカイロ」に。目元、肩、腹部など温めたいところに置くと血流が良くなり、体調改善や疲労回復におすすめです。温かさが20~30分持続し、繰り返し使用できる便利グッズです。目の疲れ回復に目元に置くと、滞った血流が緩和されパッチリ目元に!また首筋や脚の鼠径部などにあてると、詰まりがちなリンパや血流の流れも良くなり浮腫み解消も期待できます。ただし、使用の際は温度にご用心を。また、温めるだけでなく吸熱性もあるため、温めていない「あずきカイロ」を置くと、ほてったところを冷ます効果も。用途に合わせてお試し下さい。