『男性的なお仕事』『女性的なお仕事』。
ひと昔前までは、看護師や保育士、客室乗務員といったほとんど女性しか選ばなかった職業でも、最近では男性が働く姿も見られるようになってきました。
体力仕事は男性向きで、気配りや母性愛を出すのは女性の方が得意なような気がしますが、性別でその差はあるのでしょうか?

今も昔も女性のなりたい職業にランクインするのが看護師と保育士。ひと昔前まで、看護婦さん・保母さんといわれていた女性的イメージの強い職業で、現在の男性保育士さんの割合は3%、男性看護師さんは7%ほどしかいないようです。
でも実は体力が必要なお仕事。本当は男性の力が必要なのかもしれません。しかし気配りや母性愛の面ではどうでしょうか?実は、男性にも母性が芽生えることがわかっています。そして、それは自分の子供であっても他人の子供であっても変わりはないとのこと。
母性には愛情や幸福、そして信頼のホルモン『オキシトシン』が関係しているようです。

null

女性は特に子供に母乳を与えるとき『オキシトシン』というホルモンが分泌されます。オキシトシンが分泌されることでストレスを緩和させ愛情豊かになり、他人へのやさしさや気配りができるようになります。
男性でも家族や友達との楽しい会話やスポーツ、大切なペットの触れ合い、人の役にたつことやまたエステやマッサージなどで触れ合っても増やすことができるホルモン。これは、動物が自分の毛繕いをするグルーミングと同じ意味があり自分をいたわる行為。
会社帰りの一杯も英気を養うことができる飲み方であれば、オキシトシンが分泌されるそうですよ。