冷えは万病の元、と言われます。
冷え性改善に手足を温める方は多いと思いますが実は、それだけでは身体の中から温まらないのです。
では、どこを温めると効果的でしょうか?
それは腸。
腸を温めることで、身体が温まるだけでなく、免疫力も高まるという嬉しい効果も!

お腹を触り、ヒンヤリしていると腸が冷えている証拠。
35度台の低体温の方、肩こり、寝不足、風邪をひきやすいなど、心当たりのある方は腸が冷えているかも。 腸内には、およそ100種100兆個にも及ぶ腸内細菌がいるといわれ、
現在では500種以上とも。 ヒトの細胞約60兆個をはるかに上回る数で重さに換算してみると、なんと約1.5㎏!
腸を温め、温度が上がることで腸内細菌の活動が正常になり、消化機能が高まり代謝も上がるため便秘や下痢の改善にも。さらにはダイエット効果も。
免疫細胞の7割は腸で作られ、その6割が腸に存在していると言われます。 腸内環境が整う事で、免疫細胞も充分働き病気や風邪にも強い身体に。
また、腸の温度が上がると血流も良くなり老廃物も排泄され、きれいな血液が流れ栄養も行きわたり、美肌効果も期待できます。

女性の場合、子宮や卵巣があるため、下腹部がうっ血しやすく男性より腸が冷えやすいそう。 腸を温めるには、温かい物を食べるだけでは効果が上がりません。
大根や人参といった身体を温める根菜類や熱に変わる肉や卵などタンパク質の摂取
腸内細菌の働きを活発にする味噌などの発酵食品もお忘れなく。
また、マッサージもおすすめ。おへそを中心に時計回りにマッサージすると温まります。 これからの季節は腹巻も効果的。
ぜひお試し下さい。