スポーツの秋!行楽の秋!と、アクティブな季節に例えられる『秋』ですが、
「じつは秋・冬は毎年調子が悪いんだよね…。」と感じている貴方は、
もしかしたら季節の変化によっておこる『季節うつ』が原因かもしれません。
特にこの時期の『秋うつ』は改善方法が明確なので、「ちょっと調子が悪いな」と思ったらぜひ参考にしてみてください。

涼しくなってきたとたん、人に会うのが億劫になったり、日中も眠くて仕方なかったり。
びっくりするほど食欲が増進して甘いものを食べまくったり…。
こんな症状がでてきたら、『秋うつ』の可能性が大。
秋うつは日照時間の減少が起因しているといわれています。
私達は日中に太陽光を浴びることでセロトニンという物質を作ります。セロトニンは質の良い睡眠に欠かせないメラトニンホルモンの材料。
日照時間が少なくなってくるとこのメラトニンが十分に生成されず、体内時計の調節やホルモンの分泌、睡眠のリズムといった生体機能を狂わせてしまうことになるのです。

このような秋うつに効果的なのはまずは太陽の光に当たる時間を確保すること。
特に起床時はUV加工のある窓越しではなく直接朝日の温かさを体で感じてください。
そして、メラトニンの材料になるアミノ酸(特にトリプトファン)をしっかり摂ること。
肉や魚類、大豆製品にも多く含まれているので、お菓子やインスタントでお腹を満たしている方は良質のたんぱく質に変えてみてください。

季節うつになるのは女性の方が男性の4倍ほど多いと言われていますが、
生活スタイルや食生活の変化で近年男性の方にも増えてきているようです。

気分が乗らないときは、日光浴をしながら読書の秋からでも試してみましょう!