日々暑くなり、少しずつ肌の露出も増える季節となりました。
気になるのはダイエットですが、できれば美味しい物は食べたい!
なんて、食いしん坊さんも多いのでは。
そんな方に朗報が!

世界の無形文化遺産に登録されている「和食」ですが、和食に欠かせないものは「うま味」です。
古くから日本では昆布を出汁として使う習慣があり、昆布に美味しさの元があると知られていました。
そのため、昆布だしの味の正体を日本人が研究し、成分が何であるかを発見。
その成分は「うま味」と名付けられました。

今では「うま味」UMAMIは世界共通用語となり、各国で研究されています。
実はこの「うま味」には食欲を抑える効果があるのだとか。

うま味成分はタンパク質(アミノ酸)なのですが、糖質、脂質、タンパク質といった栄養素は、身体の維持に必要なもので、
自然に体が欲し、口にすることで快楽物質が出るため満足感を得やすくなるそうです。

うま味がたっぷりのスープを食べた場合と、旨味の無いスープを食べた場合は、うま味たっぷりの方が満腹感を得られ、
食事量も減ったという実証結果もあるとか。

ダイエットする際は、糖質や脂質の多い、いわゆる味の濃いものは避けたいところ。
そんな時は出汁を効かせた汁物を最初に飲んでください。 満足感も得やすく、食べ過ぎ予防にも効果的。
うま味たっぷりだと薄味で食べることも出来るのでご飯など炭水化物取り過ぎ予防にも。
うま味は昆布やトマトに含まれるグルタミン酸、鰹節や煮干しに含まれるイノシン酸、干しシイタケなどキノコ類に含まれるグアニル酸からなります。

この夏は、うま味活用で美味しくダイエットを!